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翻訳分野

歯科関係の翻訳をするには?対応範囲と方法を解説

生涯にわたる全身の健康やよりよい社会生活のためには、健康な歯を保つことが大切であり、人は生涯を通じて歯科と関わっていくと言えます。

近年では、歯科技術の発展やさまざまな研究結果を受け、歯の健康への人々の関心は高まっています。また、歯科矯正やインプラントなど、歯の健康のみならず見た目も併せて改善できるという点もあり、幅広い世代からの需要があります。

この記事では、需要の途切れない歯科関係の翻訳を行うことの意義、翻訳可能な分野、翻訳の依頼方法を簡単に説明します。歯科関係の翻訳を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

翻訳会社マイスター 久米村 大地

翻訳会社マイスターでは、弊社(株式会社調転社)のホームページの翻訳を翻訳会社に依頼した経験をもとに、その時のリアルな口コミを届けるメディアとして運営しております。 わかりにくい翻訳会社業界を丁寧に詳しく解説します!

おすすめの翻訳会社と選び方

歯科関係の翻訳料金

翻訳会社に依頼したい場合には、個人翻訳者よりも料金がかかります。翻訳会社によってばらつきがありますが、料金相場を確認しておきましょう。

もし翻訳会社のウェブサイトに歯科関係の料金表示がない場合には、「医学・医療・薬学」の料金が該当しますので、そちらも参考にしてみてください。

以下は、日本翻訳連盟で提示している医学・医療・薬学の翻訳料金相場です。

文書の種類/分野英日翻訳:英文→和訳(税別)日英翻訳:和文→英訳(税別)
医学・医療・薬学35円30円
一般社団法人日本翻訳連盟のウェブサイトより引用)

歯科関係の翻訳は専門的な分野であるため、通常の文書よりも料金は上がります。予算やニーズにもよりますが、専門的で難易度の高い分野では、可能な限り品質面を優先して考えることが大切というのは言うまでもありません。

歯科関係の翻訳のニーズの高まり

人々の歯科に対する意識変化に伴う業界の発展から、歯科関係の翻訳の需要は今後も引き続き高まっていくことが予想されます。

歯科関係で翻訳が必要となる場面はいくつか考えられますが、主に翻訳が必要になるのは研究論文や寄稿文です。また、その他にも歯科医やクリニックの裾野を広げる役目も望めるでしょう。

それぞれ、以下のような翻訳ニーズとメリットが挙げられます。

  • 国外向けに歯科関係論文やジャーナル寄稿文を翻訳する

業界需要の高まる中で、諸外国語への歯科関係の論文や寄稿文の翻訳を行うことで技術や情報、研究内容を国外に発信でき、ニーズに応えながら自社の活躍の幅を広げることができます。

このような論文や寄稿文には、識面の正確さはもちろん、文章表現の的確さが求められます。

  • 国外の歯科関係論文やジャーナル寄稿文を理解するために翻訳する

国外の歯科関係論文や寄稿文を翻訳し、その内容を理解することで、より多くの技術知識、研究内容や製品を取り入れることができ、自社のさらなる発展に資することができます。

  • 外国人患者に対応できるように翻訳する

歯科医やクリニックの診断書、ウェブサイトなど、実務に関わる面で翻訳を採用することで、外国人患者の診療対応がスムーズできるようになり、フロー改善や利益増加を見込めます。

医療全般で見ても外国人患者の数は年々増加しており、その需要は今後も増えていくでしょう。

歯科関係の分野と翻訳対応可否

歯科関係の分野は、大きく分けて基礎歯科学と臨床歯科学に分かれます。

結論から言うと、いずれの分野も翻訳が可能です。ただし、対応可否は翻訳者や翻訳会社の持つ専門知識によりますので、考慮する必要があります。ここでは各分野について、簡単に紹介します。

基礎歯科学

基礎歯科学とは、歯科に関する専門知識を養う基礎的な学問です。例えば、以下のようなものが挙げられます。

  • 口腔解剖学
  • 口腔組織学
  • 口腔生理学
  • 口腔生化学
  • 口腔病理学
  • 口腔微生物学
  • 歯科薬理学
  • 歯科理工学 など

基礎歯科学は歯科の基礎的学問であるため、歯科関係の学習や業務を経験している者なら対応可能範囲と言えます。

臨床歯科学

臨床歯科学とは基礎歯科学に基づき、実際に治療や処置を行うための方法の修得を目指す学問です。例えば以下のようなものが挙げられます。

  • 口腔内科学
  • 口腔外科学
  • 歯科保存学
  • 歯科麻酔学
  • 歯科補綴学
  • 歯科矯正学
  • 歯科放射線学
  • 小児歯科学 など

臨床歯科学は実務的な側面や研究が含まれるため、翻訳需要が多くあると言えます。

歯科関係に対応できる翻訳者の特徴

歯科関係の翻訳は、翻訳ができれば誰でもいいわけではありません。歯科の専門的な知識を必要とする特殊な分野であるので、たとえ十分に経験を積んだ翻訳者であっても、歯科知識がなければ全く対応できません。

歯科関係に対応できる翻訳者の特徴を簡単に紹介します。

歯学系学校での学習経験者

まず、歯学関係の大学や専門校等で学習経験があることが求められます。歯学系学校では基礎歯科学はもちろんのこと、学年や専攻に応じて研究や臨床実習等も行います。

歯科医師養成ではない学科もありますし、専攻も細分化されているため、内容によっては歯学系学校というだけではなく翻訳者が専門としていた分野を確認するのがよいでしょう。

歯科医師免許所有者・実務経験者

歯学の学習経験だけではなく、実際に歯科医師免許を所有している、あるいは実際に業務に携わった経験を持つ翻訳者もいます。そのようなバックグラウンドがある翻訳者なら、現場目線からより活きた翻訳が期待できるでしょう。

歯科関係の翻訳依頼方法

歯学関係の翻訳を実際に依頼する方法としては、大きく個人翻訳者と翻訳会社の二つに分かれます。

歯科知識のある個人翻訳者に依頼

歯科関係の翻訳は、歯科の専門知識の有無が要となるため、翻訳者のバックグラウンドが重要になります。個人翻訳者の場合は、具体的なバックグラウンドを直接知ることができ、内容に即した専門知識を持っているかどうかを判断できます。

例えば先にも挙げたように、「歯科」といってもいくつかの分野があります。一般的な歯科知識があればよいのか、それともより分野に特化した内容なのかで、依頼する翻訳者は変わってくるでしょう。

歯科関係の経験や歯科免許を持つ翻訳者が個人のウェブサイトを公開していることも多くあります。まずは翻訳対象の分野と必須の知識を確認して、検討してみましょう。

ただし個人翻訳者の場合には、翻訳者個人の技量に頼るため、品質はその人次第であり、他の人の目によるチェックも為されません。依頼するのが適切かどうか、これまでの実績やサンプル等を見て、慎重に決めるのがおすすめです。

歯科関係に対応可能な翻訳会社に依頼

個人翻訳者ではなく翻訳会社に依頼することも可能です。多くの場合、翻訳会社なら複数人の目によるチェックがあるため、品質の面で比較的安心です。

翻訳会社の対応分野はそれぞれ異なりますが、歯科関係の翻訳に対応している翻訳会社も多くあります。

翻訳会社のウェブサイトには通常、対応可能な分野の情報が載っています。対応可能分野に「歯学」、「歯科」の表示がある翻訳会社に依頼しましょう。

または「歯学」、「歯科」等の分野の対応可否が書いていない場合は、類似分野の「医学」、「医療」、あるいは対象の形式である「論文」等に対応しているか確認します。

ただし、対応可能という表記があっても、実際にどれくらいの実績があるかはウェブサイトからは判断できないこともあります。もしかすると、「これまでに対応した経験がある」程度の可能性もあります。

歯科知識のある翻訳者が十分にあるのか、分野に特化した実績がどの程度あるのかは、直接問い合わせない限りはわかりにくい場合があります。ですので、依頼前に実際に対応可否を問い合わせてみると確実です。

また、歯科関係のみを専門に取り扱う翻訳会社もあります。歯科分野に特化した翻訳会社ならその性質を深く理解し、実績も十分にあることが期待できます。

以上のことを踏まえ、料金や品質等をよく比較して検討し、ニーズに見合う翻訳会社に依頼しましょう。

依頼先の比較検討の際には、翻訳対象の文章にはどの程度の知識を必要とするか、どの分野であるかなどを確認して伝えるのがおすすめです。

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機械翻訳の活用はできる?

最近では、機械翻訳の精度が上がってきていると言われており、手っ取り早くコストを抑えて翻訳をしたい場合には選択肢として挙がることも少なくないでしょう。実際に、無料で手軽に済ませられる機械翻訳サイトは多く存在します。

しかし、専門的な知識を必要とする歯科関係の翻訳では、期待する品質をカバーできるかという点で機械翻訳は十分とは言えません。「個人利用の上で内容を知りたい」程度であれば、活用するのもひとつです。

歯科関係の翻訳をプロに委託しよう

歯科関係の翻訳は、翻訳技術だけではなく高度な専門技術を必要とします。どちらか一方だけあっても、求めている翻訳には仕上がりません。

十分なバックグラウンドがあり翻訳技術もある依頼先を検討することが重要です。適切な翻訳者あるいは翻訳会社に依頼して、業界で広がるニーズに応えましょう。