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翻訳分野

IR分野の翻訳を依頼!正確な情報を安全に投資家に届けるためのポイント

IR活動は、企業の発展にかかせないものです。近年ではコーポレートガバナンスに関する規則改正などを背景に、IR関連の文書や情報を海外の株主や投資家に向けて公開する需要が高まり、翻訳をしたいという企業は増えています。

IR活動に関連した文書やレポートなどの翻訳をすることで、さらに多くの株主や投資家に企業の情報を届けることができ、さまざまな機会を広げることにつながります。

この記事では、IR分野の翻訳を行うことで得られるメリット、料金相場や、実際に依頼する際に押さえておきたいポイントなどをまとめています。

ぜひ参考にしてIR分野の翻訳を検討してみてください。

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IR翻訳の料金相場

IR分野の翻訳の料金相場としては、英日翻訳で1ワード当たり25円、日英翻訳で1ワードあたり25円です。

料金設定は翻訳会社によって異なりますので、こちらは参考としてください。また翻訳対象言語によっても料金は変わってきます。

文書の種類/分野日英翻訳英日翻訳
コンピューターマニュアル22円31円
一般科学・工業技術23円31円
金融33円28円
医学関係33円39円
経営管理・財務・契約書33円28円
日本翻訳連盟ウェブサイトより引用。いずれもワード単価。

IR分野の翻訳のカギは機密性と正確性

IRとは、投資家向け広報のことで、種類としては株主総会招集通知や株主総会議事録、決算短信や有価証券報告書などの法定開示文書、アニュアルレポート、ニュースレター、事業報告書などが挙げられます。

いずれも株や金融、インサイダーの情報に関連する重要かつ特殊なものです。文書によってはウェブサイトなどで公開される場合も多くあります。

IR分野では性質上、深い専門知識を持っていないと翻訳できないため、難易度の高い分野だと言えます。ただし難解な分野であるとはいえ、情報を正確に伝えることは必須ですし、誤訳や不適切な翻訳は確実に避けなければなりません。

翻訳する際には、IRや金融に関する専門的な知識だけではなく、関連する世界情勢や経済、法律、企業統治に関する知識と理解に加え、翻訳力を併せ持っていることが最低条件です。こうしたことから、対応できる翻訳者の数はかなり限られていると言えます。

また、IR分野はその内容の機密性から、セキュリティ面にも十分配慮する必要があります。IR翻訳では、公開前の機密情報の保持に注意を払いつつ、正確かつ着実に翻訳を進めていくことが重要となります。

IR分野の翻訳で得られるメリット

では、IR分野の翻訳を依頼することで得られるメリットとは何でしょうか。

第一に、企業のIR関連の情報を翻訳によってグローバルに展開することで、海外の株主や投資家の目に入る機会を広げることができます。これにより、企業の認知度や信頼を高められると言えます。

次に、IR分野の翻訳によって、海外の株主や投資家にとっての判断基準を提示することが可能となるため、競合他社に差をつけたり、結果として株を安定させたりすることにもつながります。

また、海外のIR情報を理解可能な言語に翻訳することで、海外の情報を取り入れることができ、自社の発展や情報習得に役立てることもできます。

IR翻訳の依頼先を選ぶ際のポイント

では、実際に依頼する翻訳会社を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

IR翻訳できる言語の種類

IR分野の翻訳対象として多い言語は主に英語、日本語、中国語です。ただし言語の対応範囲は翻訳会社によって大きく異なるため、一概には言えません。翻訳会社には、IR分野の可否と併せて対応言語を確認する必要があるでしょう。

なお、複数の言語に翻訳したい場合には、あらかじめ多言語への対応を行っているかどうかを確認しておきます。できれば複数社には分けず、同じ翻訳会社に依頼することを検討しましょう。

同じ翻訳会社に依頼することで機密性の保持につながり、言語間での表現統一に役立ちます。

IR・金融分野に優れた翻訳者

IR・金融分野に優れた翻訳者の特徴としては、先にも挙げた通り、まずは分野に関する深い知識があることです。

具体的には、証券会社や金融機関、会計士、アナリストなどの経験や学習経験、あるいは資格を持ち、かつ翻訳の実績を積んでいる翻訳者が適切です。

また専門知識の有無だけではなく、常に情報を収集することがIR翻訳では大切になります。

企業情報や業界内容を適切にリサーチできる力はもちろん、国内外の経済の動きに関する知識や情報を常にアップデートし続ける根気強さも必要となります。

IR分野はスピード×品質が肝

IR翻訳で意識しておくべきであるのが、公開期日です。期日通りに情報を公開することは信用問題にも関わるため、納期は絶対に守られる必要があります。

とはいっても、IR分野ではぎりぎりになるまで情報が出そろわないことも多く、限られた時間内で翻訳を完成させなければならない場合もしばしばあります。そのため、翻訳会社には情報を受け取ってからスムーズに対応することが求められます。

以上の理由から、高品質を保ちながらスピーディーな対応をしてもらえる翻訳会社であることが重要です。事前に作業フローや翻訳完成までにかかる日数を確認しておくのがよいでしょう。

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公開前の機密情報の扱い方

IR分野においては、機密情報が確実に守られていることを重視すべきです。

翻訳会社を選ぶときには、セキュリティについてどのような対策がなされているか、また機密情報はどのように扱っているかについて事前に確認し、必要に応じて秘密保持契約書を取り交わすことも検討しましょう。

また、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格であるISO/IEC2001の認証を取得し、遵守している翻訳会社を選ぶと安心です。

より優れたIR翻訳に仕上げてもらうコツ

より満足度の高いIR翻訳に仕上げてもらうためには、以下の2点について検討しましょう。

継続依頼でIR活動がスムーズに

IR活動において、特に決算短信など、年複数回の翻訳が必要となる場合があるでしょう。そのようなときには同じ翻訳会社に継続して依頼することを検討すべきです。

同じ翻訳会社に依頼することで、部分的な更新などがあればより柔軟かつスピーディーに対応してもらいやすくなります。

また、年複数回の翻訳が必要な文書に留まらず、IR関連の文書を一任するのも一つの案です。同じ翻訳会社に依頼することは、更新に活用できるだけではなく、公開する情報の用語や表現の統一につながり、一貫性を維持できます。

また、セキュリティ上の観点からも、同じ翻訳会社に継続して依頼するほうが安心であることは確かです。

投資家目線で読みやすく正確な情報を

IR分野の文書は、株主や投資家にとっての重要な判断基準となります。

そのため、翻訳においても、意味が通るだけではなく読みやすい文章で仕上げることが大切です。読みにくい翻訳では誤解を招く可能性があり、結果的に企業の信頼度にも関わってきます。

数値の誤訳がないことはもちろん、用語や表記の統一を意識して翻訳することで、正確かつ読みやすく仕上げられます。そのため、翻訳会社に用語集やスタイルガイドの作成を併せて実施してもらえるとよいでしょう。

翻訳会社の品質チェック体制も確認しておくと、品質の維持につながります。

翻訳を活かしてIR活動をさらに広げる

IR活動を展開させるために、翻訳を活用するのはよい策です。この記事のポイントを意識してプロに依頼し、高品質な翻訳を仕上げてもらいましょう。翻訳によって企業のIR活動が充実したものとなることを願っています。

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